1. はじめに
NTT東西が提供するNGN網[1] (フレッツ光の加入者収容網) は巨大なL3ネットワークになっており、加入者収容ルータが各端末に割り当てるIPv6アドレスを利用した端末同士での直接通信 (NGN網に閉じた通信) が可能になっています。
この特徴を利用し、NGN網内に閉じたVPN (NGN折り返しVPN) を張ることで、インターネットを経由しない低遅延の拠点間通信が可能となります[2]。仕組み上ベストエフォートであることに変わりはありませんが、インターネットに抜ける必要がないため、速度的にも非常に有利です。一般に専用線や閉域VPNは非常に高価であるため、インターネットVPNと閉域網系サービスの中間として大いに利用価値のある方式だと思います。




