以前、「CI-Vを駆使しIC7600でN1MMのボイスメモリーを快適に使う」という記事にて「CI-Vコマンドを送信し、リグのDATA MODEをON/OFFすることでN1MM+のボイスメモリを有効活用する」という方法を紹介しましたが、よりシンプルな方法がありました。
環境
・ログソフト : N1MM+ (Version : 1.0.8779.0)
・リグ : IC7600 (Version : 2.0)
(USB経由でリグコントロール、変調入力が行えるICOM機は大凡この方法が使えると思います。)
方法
1. N1MM+ の “Config” を開きます。
2. “Use Logger+ Audio” をクリックします。
3. “Playback” の中にある “Internal Radio Codec” にチェックを入れます。
以上です。これだけでN1MMから音声を出力した際に自動でリグの変調入力先が変更されます。リグのモードがDATA MODEにならないので、N1MMがエラーになることもなさそうです (前回記事の方法だと、DATA MODEになった際、N1MM側がPhoneモードから外れたと判断しエラーになる場合があるようです)。
さいごに
凡人が欲しいと思った機能は大体実装されているということがよく分かりました。この機能を使えば、USB入力とMIC入力を共存できないリグでも快適にボイスメモリが使えそうです。
始めまして、コンテスト専門のJE1CKA 熊谷です。
現在IC-7610の設定を色々やっています。
CWの設定は問題無いのですが、N1MM+からのボイスメモリーとMIC入力の切替が上手く行きません。
7610とUSBドライバーは最新バージョンにしてあります。
上で書かれたようにInternal Radio Codecにチェックを入れても、MIC入力からUSB入力に切り替わりません。
7610の設定は、『外部端子』『変調入力』『変調入力(DATA OFF』→MIC,ACCに設定しています。
N1MM+のファンクションキーを押しても、入力がUSBに切り替わらずMICが生きたままです。
変調入力(DATA OFF』→USBにすればボイスメモリーが送信されます。当然このままだとMIC入力は受け付けられません。
N1MM+の”IC-7610_CW_SSB_RTTY_FSK_Config.PDF”にもInternal Radio Codecにチェックを入れれば入力が切り替わるとの記述が有ります。
““Internal Radio Codec” must be checked in Logger+ Audio for the radio MOD input to be switched before and after AFSK digital transmissions.”
私の7610の不具合なのでしょうか?