TS530にYK-88Cを取り付ける

 私が所有しているTS530はオプションフィルターが全く付いておりません。そもそもコンテストなどで使用する予定はないので、SSBの通常交信用と割り切れば大きな不便はないのですが、専らCWばかり運用しているので活躍の機会が減ってしまいます。オールドリグ用のフィルターは需要が高く、それなりに高価なのですが、TS530でCWを楽しむべくこの度搭載することにしました。

 取扱説明書を読むと、TS530は500HzのYK-88Cと270HzのYK-88CN、またはSSB用1.8kHzのYK-88SNがオプション設定されており、このうち2つを積むことが可能です。今回は自分の用途を考えて、CW用ナローフィルターの「YK-88C」を搭載しました。

搭載したフィルター

 フィルターはIF基板上に搭載します。TS530は上蓋を外すだけでこの基板にアクセスすることが出来ました。

上蓋を開けた様子
IF基板

 いくつか刺さっているコネクタを慎重に抜き、6箇所のネジ留めを外すと簡単にIF基板が外れました。昔の大型リグは作業がしやすいです。

取り外したIF基板

 ここで基板の裏を見たところ、オプションフィルターを取り外した痕跡が見られました。たしかに、フィルターセットで売るよりも、別々で放出したほうが儲かるのでしょうが、ちょっと残念です……。

IF基板裏

 CWフィルターを差し込み、はんだ付けします。最初、20Wのこてを使っていましたが、容量不足なのか上手くはんだが付かず、途中で50Wのものに変更しました。説明書では40Wのこてを推奨しているため、20Wでは役者不足なのかもしれません(一度取り外された基板なので、それも影響しているのかも)。

フィルターを取り付け

 最後に、取り外しと逆の手順でIF基板をリグに戻して完成です。抜いたコネクタが付く場所に悩むかと思いましたが、「付くようにしか付かない」ので意外とすんなり取り付けられました。

IF基板をリグに戻した様子

 ちゃんと動作するかドキドキしましたが、問題なく使えました。やはり7MHzなど混雑しているバンドではCWフィルターが必須です。

 パワーアップしたTS530でCW運用を楽しみたいと思います!

コメントを残す